【テーマ】ブラックな現場をなんとかしたい
法と現場の狭間に立つスペシャリストをめざして
やすかた社会保険労務士事務所 所長 安形智昭 氏
10月例会は大宮東の地区会長でもある安形氏によるは報告となりました。
自分の雇用側である代表と企業の中に属する社員の間に立つ事が多い社会保険労務士。その独特な環境で経験した中でも難しい対応を迫られた案件を報告していただきました。
安形氏自ら同友会に所属する中で学んだ「人」に対する考えを活かし、『企業』と『社員』の両方が満足出来る内容で決着を付けるにはどうしたらいいか、また同じ立場に企業の代表として立たされた場合、社員に対してどのように対応していくべきか考えさせられる内容でした。
グループ討論では「顧客対応でぶち当たった困難」について討論されましたが、「困難な顧客対応」が「クレーム」とイメージ化してしまった為、クレーム対応がしっかりとマニュアル化された今では討論が難しいテーマとなりました。社員の接客レベルの向上などの「顧客対応」なども議題に上がるの更に盛り上がったのではと思われます。
また例会タイトルである「ブラックな現場」という内容も討論され、「そもそもブラックな企業って?」という新たな疑問が上がったグループもあり、このテーマについては捉え方が非常に難しく、ぼんやりとしたまとめとなりました。今後討論テーマとして話しあっていただき、考えを共有する事でまた新しいアイデアが生まれる気がするテーマであると思います。
記事作成者:柴田大智