6月例会■2021経営指針セミナー卒業生実践報告! 悩んで考え抜いた経営指針

報告者:(株)ホスピタリティアルファ
代表取締役 野原健志氏

「多文化共生企業」という理念を掲げ、ホテルの清掃事業や移動販売事業などを手掛けられている野原社長。 地位・名誉・年収のためにひたすら働く20~30代を経て、40代で現在の会社を創業されますが、会社と社員はギブ&テイクの関係という考えをずっと持っておられました。 ところが、経営指針セミナーで「なぜ経営者になったのか?」という問いの応酬を受け、考えが変わったといいます。人との関わりに喜びを見出してきた自分を自覚し、スタッフと本気本音で向き合う覚悟を決められました。 今では、国際色豊かなスタッフとの文化の違いに悪戦苦闘しながらも、ビジョンに向かって力強く邁進されております。 長年培われてきた価値観を変えるほどの自己対峙とは、どれほどのものか私には想像がつきません。ただ、そのくらい自分自身と向き合わなければ、経営の軸を作ることはできないと教えていただきました。経営者として、何よりまず自分から逃げないことを胸に刻みたいと思います。

斉藤竜大 記